Pizzaとタバスコとアントニオ猪木

PACE

2009年09月28日 23:59

パーチェでは、オープン当初、店にタバスコを置いていませんでした。

私自身、タバスコをほとんど使用しなかったこと、イタリアでは、Pizzaやパスタにタバスコという図が全くなかったので。
でも日本では、Pizzaにというか、『イタリア料理(スパゲッティ)にはタバスコ』という図が、いつの間にかできていたようで。
タバスコは、イタリアでつくられたと思っている方も多いのではないでしょうか?

最近はパーチェでも、「タバスコをください」と言われたら、お出ししています。
以前は、かたくなに拒んでいましたが、あまりにも多くのお客様に「タバスコをください」とリクエストされるので。
日本では、いつからこの図式ができたのか、最近あまり考えていませんでしたが、先日、お客様に
「タバスコはかけなくていいんですか?」と聞かれた際、「ああ、好みでかけている訳ではなく、ピザにはタバスコをかけるもの」という方程式が、日本人にはあるんだなぁと。

そこで、タバスコについて、Wikipedia等を見てみると、私のイメージだと、この図式を作り上げたのはアメリカだと、勝手に思っていたのですが、そうでもなかったのです。
Wikiによると、日本の他にパスタ等にタバスコを振りかける習慣があるのは、フランス、ドイツ、オーストリア、ノルウェー、スロヴェニア、カナダだとか。アメリカじゃないんだ〜。へ〜。

更に、タバスコを日本に普及させたのは、アントニオ猪木氏だという説もあるようです。
タバスコを調べてアントニオ猪木にたどり着くとは(笑)有名な話なんでしょうかね?
辛みをプラスしたいのであれば、タバスコのあの酸味が邪魔のような気がしてなりません。

皆さんは、パスタやピッツァにはタバスコは必要ですか?

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